３．演目の想定
Assumption of the performance

前項の立地条件をクリアしたからといって全ての催事を行えるわけではありません。地域性やマーケット、建築条件、設備コストなどの条件によって、何点かの演目に絞り込み、『この施設で何を行うか』を明確にします。
開発コンセプトにあったイベント施設が実現できるか？また、イベント施設による収益を必要とするのか、または文化貢献か？集客を目的とするのか？等によって演目の想定も変わってきます。
施主様ご担当者の何の演目を行ってほしい！という希望でも結構です。ただ創るのではなく、どんなイベントを誘致したいかが非常に重要な要素になります。

４．イベント施設の分類
Event facility classification

前項で決めた演目とホールコンセプトに見合ったイベント施設はどの分類に当てはまるかを明確にします。
昨今施設の分類の定義が曖昧になっている現状があります。
会議室なのか、コンベンションホールなのか、イベントホールなのか、多目的ホールなのか、劇場なのか、演目によって施設を選ぶ必要があります。